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歯科矯正とは
下記のような歯並びのことを「不正咬合」といいます。
歯科矯正を行う目的は、正しい歯並びにすることで、不正咬合によって生じるさまざまな障害や、口もとのコンプレックスを取り除くことです。
不正咬合
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叢生(そうせい)
歯と歯が重なりあっている「八重歯」や「乱ぐい歯」のことです。
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反対咬合(はんたいこうごう)
下の歯が上の歯よりも前に出ているかみ合わせで「受け口」のことです。
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上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上の歯が下の歯よりも突き出ている噛み合わせで「出っ歯」のことです。
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10開咬(かいこう)
奥歯はかんでも前歯はかみあわずに開いている状態です。
なぜ歯科矯正が必要なのでしょうか
美しい容貌や素敵な笑顔を作ることはもちろん、歯などの口腔内や全身の健康を維持するために必要なのです。
以下の事例のように、歯科矯正は健康面とともに精神面の向上をめざすことが目的です。
矯正歯科について、よくあるご質問でご紹介しております。
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むし歯や歯周病になりやすい
歯が重なったり凸凹に並んでいると、十分に歯みがきができずに食べかすもたまりやすくなります。そのため、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。
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よく噛めない
歯並びが悪いと正しい咬合ができません。そのために、食べ物を正しく噛むことができず、まる飲みのクセがついてしまい、胃腸にも大きな負担を与えてしまいます。
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顎の成長、顔の形にも影響する
顎の骨や顔の筋肉は、正しくかむことで発達します。不正咬合だとそれができませんので、 顎が未発達になったり、顔が歪んだりする影響がでてきます。
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口元が気になる
歯並びが悪いとコンプレックスの原因になり、話したり笑うときについ口もとを手で隠したりします。 ストレスもたまり、歯ぎしり、肩こり、姿勢も悪くなりがちです。
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発音しにくい
噛み合わせの状態によって、さまざまな発音障害がでてきます。とくに英語などの外国語の発音が難しくなります。
よくある質問
- 歯科矯正は何歳ごろから始めるのがよいのですか?
- どの人にもあてはまるような年齢はありません。
しかし、歯並びの乱れが成長期(8歳~14歳)に著しく認められる場合は、すぐにかかりつけの歯科医師にご相談ください。 - 歯科矯正は大人でも治療できますか?
- 成人の方でも歯科矯正を受けている方はたくさんいらっしゃいます。
最近では、中高年の患者さんも多くいらっしゃいます。 - 歯科矯正のために歯を抜くことがありますか?
- 基本的には抜かない治療を心がけますが、とくに凸凹がひどい場合には歯を抜くこともあります。
しかし、抜いた隙間が残ることはありません。 - 歯科矯正の治療で口の中に装置を入れると痛くありませんか?
- 初めて装置をつけた時には、3~4日歯が浮いたような痛みがありますが、我慢できない痛みではありません。
その痛みも1週間ほどで慣れます。 - 歯科矯正の治療期間と費用はどのくらいですか?
- 治療内容によって期間や費用は異なります。
一般的には動的治療に1~3年、治療後の保定で1~2年程度かかります。
費用はかかりつけの歯科医師にご相談ください。